七五三 七五三の祝い方

神社に参拝する

七五三には晴れ着を着て氏神様に参拝します。お宮参りのようにつき添う人などのしきたりはとくにありません。両親や祖父母といっしょにお参りするのが一般的です。

きれいな晴れ着を着て、はじめはご機嫌の子どもも、だんだん疲れてくると不機嫌に。慣れない衣装は動きづらく、体の負担になるものです。なるべくお参りの時間が短くすむよう、近くの神社を選んだほうがいいでしょう。

神社の参道は玉砂利になっていることが多いので歩くのが大変です。和装の場合、履き慣れないぽっくりや草履がイヤになってしまうことも。社殿までの参道や参拝後に履き替えられるよう、履き慣れた靴を用意してあげましょう。洋装でも、履き慣れていない靴の場合は同様に用意しておきましょう。

身内で祝い膳を囲む

お参りの後に、レストランやホテルで食事をしたり、自宅に親しい人を招いて食事をしたりすることも多いようです。晴れ着を汚さないよう、着替えさせたり、エプロンをさせるなどの工夫しましょう。

最近では、個室での食事だけでなく、貸し衣装、着付け、記念撮影などもセットになった七五三のプランを行っているホテルも増えています。あわせて、ホテル内にある婚礼用の神殿で、お祓いをしてくれるところもあります。

記念写真を撮る

七五三では、記念に写真館などで晴れ着を着た子どもの写真や、家族写真を撮るのが一般的。写真はお参りしたあとに撮るのが本来ですが、子どもの機嫌や着くずれのことを考えると、晴れ着を着たらすぐに撮ってしまうのがいいようです。また、お参りとは別の日に撮影だけを先に済ませておく方法もあります。

最近では、レンタル衣装と記念写真のセットが多く見られます。着付けやお化粧もすべてセットになっているので、衣装と美容院、写真館を別々に予約するより手間がかからず、また移動も少なくすむため子どもにも負担にならず人気です。

早い時期に撮影をすると割引になったり、撮影用とお参り用の晴れ着に違う衣装が選べるなど、さまざまなセット料金があります。いい衣装や、いい日程の撮影は、予約が早く埋まってしまうもの。夏ごろから撮影を受けつけているところもあるので、事前にリサーチして早めに準備することが大切です。

千歳飴

七五三にはかかせない紅白の長い飴。江戸時代に浅草の飴やがはじめたといわれる。飴が引っぱるとのびることから長寿を願う縁起物とされ、鶴、亀、や松竹梅といった、縁起のいい柄のついた、子どもが引きずるくらい長い袋に入れる。

千歳飴は3歳なら3本、5歳なら5本、7歳なら7本と、年の数と同じ本数入れるとされる。

千歳飴
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