待望の赤ちゃんの誕生を早く知らせたくなるのが親心ですが、何かと慌ただしい出産直後は、まずごく親しい身内に連絡しましょう。赤ちゃんの誕生を心待ちにしている赤ちゃんの父母の両親などは、夜間や早朝の連絡でも喜んでくれるはずです。
親戚などには、赤ちゃんの父や父母の両親から連絡してもらうと良いでしょう。お世話になっている人や親しい友人には、少し落ち着いてから電話やメール、手紙などで伝えます。
妊娠を知っている一般の友人、知人、職場などには、退院して落ち着いてから知らせます。メールは一度に送信でき、写真も添付できるなど便利です。ただし、目上の人には、手紙で知らせるのがマナーとされています。
普段あまり付き合いがない親戚、友人、知人、職場関係者には、暑中見舞いや年賀状など季節の挨拶状にひと言添えて、さりげなく報告しましょう。あまり付き合いがないのに、出産後すぐに報告すると、まるでお祝いの催促をしているようにもとられかねません。
はがきは、出産前に用意しておくとラクです。市販のものや、インターネットで頼めるものなども数多くあります。かしこまった相手には封書が基本です。宛先のリストも出産前につくっておきましょう。
はがきや封書の内容は、赤ちゃんの名前(読みにくい名前はふりがなを)/生まれた日/性別/体重などは忘れずにいれます。手短にでも、赤ちゃんの様子などを書き添えると心のこもったものになります。
赤ちゃんの写真入りはがきは、誕生を心から待ち望んでいた祖父母や親戚、親しい友人には喜んでもらえるでしょう。しかし、誰にでも送るのではなく、プライベートなお付き合いをしている人に限ったほうが無難です。